ポイント:お客様に取替の判断基準として提案する際の知識として覚えておいてください。
給湯器やポンプ、水栓金具など全商品、耐久年数は10年を目安に考えています。
耐用年数とは、ものの使用可能な期間のことをいいます
【取替目安】
8年以上又は、修理費に10,000円以上または取替工事費の10%以上修理代がかかる場合
例)便座取替費用が120,000円かかる場合 修理の目安は12,000円以内

8年ぐらいから、徐々に色々部品が劣化していきます。
12,000円で修理した所で数か月又は数年で別の部品が壊れる可能性が大きく、結局変えたほうが早いことがほとんどです。お客様には丁寧に説明したうえで、最終判断をしてください。
キッチンやトイレや風呂など住宅設備の劣化によりトラブルが起きると生活に支障をきたします。
住宅設備の耐用年数と取り換え時期などの目安です。
古い設備機器の場合(12年以上)、修理を依頼しても部品がなく新たに買い替えとなることも多々あります。
キッチン
キッチンは毎日の調理で火や水を大量に使用するので、汚れや傷みがつきやすい場所です。
天板・シンクなどの耐用年数は15~20年
こんな場合は交換時期
・ステンレスシンクの水垢が落ちない
・傷がある
・サビが出てくる
水栓の耐用年数は10年
こんな場合は交換時期
・水栓レバーが重くなった
・蛇口から水漏れがする
キッチン機器
キッチン機器は耐用年数をオーバーすると性能が下がることもあります。
不具合が出る前に早めの交換をしましょう。
食器洗い機の耐用年数は10年
こんな場合は交換時期
・食器の洗浄や乾燥がきちんとできない
・水漏れがする
ガスコンロの耐用年数は10年
こんな場合は交換時期
・ガスコンロが着火しづらい
・弱火にすると消える
レンジフードの耐用年数は10年
こんな場合は交換時期
・煙の吸い込みが悪い
・異音や振動がする
給湯器
給湯器は老朽化で熱効率が悪化することもあります。
特に給湯器は12年以上の使用は推奨しません。万が一の事故に備えて、取替を進めてください。
給湯器の耐用年数は10年
こんな場合は交換時期
・お湯の温度が不安定
・異音がする
・高温に設定してもお湯がぬるい
浴室
浴室は15年過ぎたあたりからカビや汚れが目立つようになってきます。
水漏れで浴室の土台が腐食する可能性も出てきます。
将来に備えて手すりなどのバリアフリー対策も提案してください。
風呂の耐用年数は15年前後
こんな場合は交換時期
・浴室の壁やバスタブのカビがひどい
・バスタブが水漏れしている
・水栓金具の温度調節がきかなくなってきた
洗面所
毎日の洗顔や歯みがきで利用する洗面台。
子どもが大きくなってそれぞれの化粧品などで洗面台があふれたら替え時です。
↑営業トークでよくお客様に言っていました。
過去に洗面化粧台だけで、80万円の商品を購入してもらった事例です。
洗面台の耐用年数は15年~25年
こんな場合は交換時期
・洗面台がヒビ割れ
・栓をしても水がたまらない
・鏡が割れている
トイレ
トイレはタンクの水漏れや便器の変色や汚れが目についたら替え時のサインです。
トイレの耐用年数は10~15年
8~10年で温水便座の交換、20年~30年を目安に便器の交換を行いましょう。
こんな場合は交換時期
・掃除をしてもトイレの臭いが取れない
・タンクから水漏れが止まらない
・排水の流れが弱くなる

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