2-42 iTSUMO2 貸与後の管理について

レンタル

営業担当者は契約時に注意点は必ず説明を行ってください。

iTSUMO2 充電に対しての考え方

・1週間に2回の充電を推奨する。(曜日を決める、などを提案する)

→家族様にルールを決めてもらってください。

例:【月曜日と木曜日を充電の日】などの提案。

・2時間で充電完了です。

※気温によって電池のもちが違ってきます。

充電器の使用方法、リチウム電池について

お客様から「充電の減りが早くなっているから交換してほしい」といった問い合わせがたまにあります。
その場合、iTSUMO本体に問題があるわけではなく、充電器のケーブルが断線していることやACアダプターの抜き差しにより差し込みの甘さなどから発生していることもあります。

そんな時の為に納品時の説明にて次の様にご説明してください。

コンセントから充電器を抜く場合は、根本を持って抜いてください。充電器の線を持って引っ張ると中で断線してしまいます。

Point

コンセントの差し込み部分が固くなっているので、特に高齢者の方は差し込んだり抜いたりしにくく、充電コードの根元ではなく直接ケーブル(充電器の線)を引っ張って抜く傾向がある為です。

ACアダプターはできれば同じ場所に差し込んだままをお勧めします。充電器の抜き差しを頻繁に行うと、万が一ですがプラグが変形する恐れもあります。

Point

ACアダプターの抜き差し回数が多いと、コンセントの差し込み部分が固いがゆえに、コンセントの先端が変形し、壊れる事に繋がると考えられるからです。

Check

iTSUMOは携帯電話と同じリチウム電池を使用しています。
使用頻度が高くなればなるほどリチウム電池の劣化が進むことが考えられます。
「前と同じように使っているのに何かが違う」等の問い合わせがあれば、プレイスワンに相談するようにしましょう。
※ACアダプターをコンセントにさしっぱなしだと埃が溜まって万が一発火してはいけないので、たまに掃除機などで付いている埃をすいとってください

移動時にiTSUMO2を持参してもらう方法

認知症と診断された方の中には、いつもと違うものを持ち歩くことに対して違和感を感じ、拒否される方もいます。

そのため、どのように工夫して利用者様にiTSUMO2を持ってもらうかを家族様やCMさんとしっかりと打合せを行うことが大切です。

アドバイザーM
アドバイザーM

上記2点をしっかりと抑えていたら、クレームや問題には発展しないと考えています。

MEMO

例えば、いつも使用する靴に取り付けたり、いつも外出時に持ち歩く杖に取り付けるなどが方法としてあげることができます。

iTSUMO2の仕入れ先が提供するものが、下記になります。

・くつカバー ⇒ 靴に取り付けるカバーで、「2点止め」「4点止め」とあり、どちらもメリットデメリットがあります。

・お守り袋 ⇒ お守りのような形になっていて、その中にiTSUMO2を入れることができます。

電池残量の対応

電池残量については、お客様に管理していただくことが大切です。

※気温によって電池のもちが違うことも必ず利用者様のご家族にご理解いただき、都度電池残量の確認・充電を欠かさないようにしてもらう必要があります。

当社のサポート体制

納品後、お客様が希望されたら1週間のみサポート(電池残量をお知らせする、位置情報を検索する)することは可能です。

初めの数か月は充電の確認も含め、月一程度、認知症の家族様に対しヒアリングを兼ねたコミュニケーションを取るようにすると、より様々な意見などが得られるかと思います。

緊急時の対応について

当社の営業時間内でサポートする(位置情報を検索する)ことは可能です。

対応可能時間:月~金曜日 9:00~17:00

お客様の緊急時、当社と連絡が取れない場合のみ、

アーバンテックのフリーダイヤル 0120-126-178

へ問合せしてもらうよう伝えておきます。

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