11-5 「独居高齢者等への支援」

検討のテーマについて

「高齢者の生活支援 ~居場所~」

多様化、複雑化する高齢者のニーズに対応するためには、地域特性に応じた取組や仕組みの構築
が必要です。

また、高齢化が進む一方、高齢者を地域で支える担い手は不足しており、高齢者の生活支援を行うネットワークの役割を期待されています。

弊社の特性を活かして「独居高齢者等への支援」にも関連する「多様な主体による高
齢者の生活支援」を検討テーマに設定していきます。


今回は「高齢者の居場所」について検討していきます。

コロナ禍においては、従来どおりの活動が難しい現状もありますが、高齢者にとって同じ空間の中で仲間と過ごす時間は大切なものです。コロナ終息後も見据えて、高齢者の居場所について議論していきたいと思います。

高齢者の生活支援ニーズとは

■ 生活支援ニーズの分類
厚生労働省「安心生活創造事業成果報告書」(平成 24 年8月)では高齢者の生活ニーズを「外出」「交流」「非日常的家事」「日常的家事」「安心(いわゆる見守り)」にあると整理しています。

■ 居場所の必要性とは
居場所へ参加することは、自分自身の健康づくりや楽しみにつながるだけではなく、人とつ
ながる中で、緩やかな見守りや相談し合える関係の構築、ちょっとした生活の困りごとの支援
にもつながっていきます。
様々な居場所が地域の中にあることで、地域全体の支え合う仕組みづくりが期待できます。
コロナ禍での高齢者の孤立予防・介護予防の視点からも、居場所の重要性は増しています。

■ 地域の高齢者の居場所
定期的に開催される趣味活動やサロン等の集いの場、交流の場(居場所)

令和元年度横浜市高齢者実態調査からみる高齢者の居場所へのニーズ

高齢者の生活支援ニーズへの対応

令和元年度に開催された協議体のテーマ
多世代が集えるサロンの立ち上げ、サロン間の横のつながりづくり、
高齢者の買物支援、車両を使った外出支援、地域の中の見守り活動の強化、等

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