開始報告書の作成について

福祉用具のレンタルが決定したら、担当のケアマネージャーに

各商品の単位数をお知らせする必要があります。

その際に使用するのが、『開始報告書』と呼ばれる書類です。

何をどんな風に記載するのか?を確認し、作成しましょう。

記載する内容

開始報告書には下記の内容を記載します。

  1. 作成日
  2. 居宅介護支援事業所名
  3. 担当ケアマネジャー名
  4. 利用者名
  5. レンタル開始日
  6. サービスコード
  7. 品目
  8. 品名
  9. TAISコード
  10. 数量
  11. 1ヶ月分/半月分(ひと月のうちどれくらいの日数借りるかで変わります)
  12. サービス単位数
  13. 仕入れ業者
  14. 課税/非課税の区分
  15. 連絡事項

沢山の項目を記載しているため、この開始報告書を見れば、今借りている商品の詳細が確認できるものと言えます。

①作成日

作成日は作成した日の日付ですが、自動入力はされないので、手入力してください。

②居宅介護支援事業所名

居宅介護支援事業所名は、正式名称を記載しましょう。

例)あんしんセンター ➡ 宇陀市医療介護あんしんセンター

③担当ケアマネジャー名

担当のケアマネジャー名はフルネームで記載します。

漢字など誤りがないよう、気をつけましょう。

④利用者名

利用者名は、保険者証に記載の通りに入力してください。

例)ヨシダ様 ➡ 吉田様 / 𠮷田様(下が長いヨシ) 

例)タカハシ様 ➡ 高橋様 / 髙橋様(ハシゴダカ) etc

⑤レンタル開始日

レンタル開始日は、営業から指示があります。

ケアマネジャー(以下CMと記載)の指示により、〇月〇日から開始にしてほしいと要望がある場合もあります。

チェックシートにて確認をしましょう。

⑦サービスコード

サービスコードとは、介護保険制度において介護保険サービスの種類や内容を識別するために用いられる固有の番号です。

適切な介護報酬を算定するために不可欠とされており、福祉用具貸与の場合、車いすや特殊寝台など、個々の用具ごとに異なるコードが割り当てられています。

介護度によりサービスコードが異なり、要支援1・要支援2の方は予防(67)要介護1~要介護5の方は介護(17)と区別されているため、注意が必要です。

下記の表を見て、当てはまるサービスコードを入力しましょう。

⑦品目

介護保険を利用してレンタルできる品目は全部で13品目あります。介護度によって介護保険を使って借りれるもの、借りれないものがあるので注意しましょう。

例)13品目のうち、要支援1・2、要介護1の方が介護保険を使って借りれるものは、原則手すり、スロープ、歩行器、歩行補助杖のみです。

⑧品名

品名は商品名のことです。同じ商品であっても小山・ケアサプライそれぞれ記載方法が異なるため、注意が必要です。

共通するルールは、”カタログに記載されている通りに入力すること”です。

略したりしないようにしてください。例)2モーター ➡ 2M や、91㎝レギュラー ➡ 91R

【小山】商品名+レンタル品番

※ベッドの場合は、商品名+動きの種類(2モーターetc)+マットレスサイズ(91㎝レギュラーetc)+レンタル品番の順に記載します。

例)楽匠プラス Xタイプ 木製ボードキャメル 2モーター 91㎝レギュラー KQ-A2325

【ケア】見出しの商品名+商品名/数量+商品番号

※見出しの商品名と商品名が重複する場合は、重複する部分を省きます。

例)カルッタ(介助)CRT-4-CZ(ネイビー) 21-7369-0

⑨TAISコード

TAISコード(5ケタ-6ケタからなるコード)も商品を特定するのに大切です。

小山のカタログではTAISコードと書かれていますが、ケアサプライのカタログでは商品コードとして記載されています。

⑩数量

数量は基本的に『1』以外入力することはありません。

同じ商品を2つ以上借りている場合でもまとめず、1行ずつ記載するため、数量は必ず『1』となります。

⑪1ヶ月分/半月分

1ヶ月分/半月分の選択については、ひと月のうちどれくらいの日数借りるかで変わります。

また、福祉用具のレンタル料金は日割り計算をしないため、ひと月分(1ヶ月分)または半月分しかありません。

例)4月1日~レンタル開始 = 4/1~4/30までの30日利用 = 1ヶ月分(全請求)

例)4月13日~レンタル開始 = 4/13~4/30までの18日利用 = 1ヶ月分(全請求)

例)4月16日~レンタル開始 = 4/16~4/30までの15日利用 = 半月分

例)4月28日~レンタル開始 = 4/28~4/30までの3日利用 = 半月分

考え方の基本は、開始月の15日、16日が境目になります。

CMの意向により開始日の指定があるかもしれませんので、勝手に判断せず、営業の指示に従ってください。

⑫サービス単位数

サービス単位数は、『1単位=10円』と数えるルールになっています。

そのため月額料金5,000円の商品であれば、10で割った500単位(500点)と表記します。

開始報告書にサービス単位数を入力する際は、小山・ケアサプライともにカタログに記載の1割の金額を入力しても同じです。

※利用者様それぞれの負担割合とは異なりますので、注意しましょう。

サイドレールの点数に注意!!半月にしたら、13点になる!!

ほとんどの商品は半月分にしたときに割り切れるようになっています。

しかしサイドレールのみ、昔の名残で、サイドレール1本25点と割り切れない点数になっています。

(種類によって割り切れるものもあります)

そのため弊社では、半月分にしたときに25÷2=12.5点となるため、繰り上がり計算し、13点とするように決まっています。

1ヶ月分(全請求)にしたときに、13点×2で計算してしまうと、ズレが生じるため、注意が必要です。

連絡事項に必ず全請求の場合の点数を記載するようにしましょう。

⑬仕入れ業者

小山かケアサプライ、どちらの業者で借りているかを選択します。

⑭課税/非課税の区分

カタログで商品を確認すると非課税の商品には、『非課税』と書かれていますので、記載通り選択してください。

単体でレンタルする場合と他の商品と組み合わせてレンタルする場合で

課税・非課税の区分が変わるものもあるため、注意してください。

例①)ベッド本体+サイドレール1本+介助バー+マットレス+サイドテーブルの場合

【小山】ベッド、サイドレール1本、マットレス ➡ 非課税

    介助バー、サイドテーブル ➡ 課税

【ケア】すべて非課税

※ケアサプライはキャスターが付かない限り、ベッド本体と付属品を一緒にレンタルする場合はすべて非課税となります。

例②)車いす+車いすクッション ➡ どちらも非課税 ですが、車いすクッション単体でレンタルされる場合は、課税となります。

⑮連絡事項

連絡事項の文言は、ほぼ決まっています。

※令和〇年〇月〇日から『レンタル開始』の手続きを行いました。

請求点数は上記記載通り、〇〇点になります。

※『』内の言葉は他に、『レンタル商品追加』『レンタル内容変更』などがあります。

必要に応じて文言を変更してください。

また、開始月が半月分の点数であった場合、次月から点数が変わるため、その旨を追加してください。

※令和〇年〇月〇日から『レンタル開始』の手続きを行いました。

〇月の請求点数は上記記載通り、〇〇点になります。

△月以降請求点数全請求となるため、〇〇点になります。

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