1. 財務基本方針と「選択・集中」の原則
- 経営者視点への統一:現場ごとの個人の日当回収にとどまる職人思考を徹底排除。会社が存続し雇用を守り続けるための正当な粗利益(30%以上)を確実に創出する。感覚価格での積算を完全排除する。
2. 自社設備工事・作業費(技術料)決定基準
自社職人が動く工事の「技術料(作業費)」は、現場での迷いを無くして1秒で自動化するため、作業内容と部材の有無で解釈の余地をゼロにして3段階に完全定義する。
| 工事の規模 | 実際の現場の目安 | 技術料(税別) | 裏側のルール・理由・明確な定義 |
| ①-A 超小工事(軽微) | 5分〜15分程度の簡単な調整 | 3,000円 | 【工具・部材不要】 ビスの増し締め、扉の建付け微調整など、手ぶらで即座に完了する作業。 |
| ①-B 超小工事(標準) | 15分〜30分程度の軽作業 | 4,000円 | 【車載の自社消耗品使用】 パッキン交換、シールテープ使用、軽微な水漏れ補修など。 |
| ①-C 超小工事(出張) | 30分〜1時間程度の小工事 | 5,000円 | 【単品交換作業】 単水栓交換など、チョイノリ作業・出張の標準下限。地域特別価格。 |
| ② 標準半日工事 | 最大4時間ガッチリ拘束 | 13,000円 | 午前中のみ、または午後のみ等の半日原価をそのまま適用。 |
| ③ 標準1日工事 | 丸一日、または別日2回訪問 | 26,000円 | 1日原価21,000円 + 会社利益5,000円。 |
※現場の移動・手数を考慮し、簡易な工事であっても半日基準(13,000円)や実戦適正値(18,500円)の適用を認める。
3. 見積・請求書の通常計算手順(4ステップフロー)
ブラックボックス(裏に隠した数式など)を一切排除し、以下の4ステップの項目通りに並べてストレートに計算・発行する。
- 【ステップ1:技術料】:上記「決定基準」の表から該当金額をそのまま1行目に計上。
- 【ステップ2:材料費】:実際の仕入れ原価を
÷ 0.7(粗利30%確保)で算出した金額を計上。 - 【ステップ3:雑費、消耗費】:(技術料 + 材料費)の工事小計に対して、一律 5% を掛け合わせた金額を別項目として独立計上する(★第3版修正ポイント)。
- 【ステップ4:諸経費】:(工事小計 + 雑費5%)の合計に対して、さらに 一律 5% を掛け合わせた金額を最終項目として計上する。
※総額をキリのいい数字に整える場合は、最後に「調整値引き」の行を1行追加し、手動で最終調整を行う。
4. 請求明細のストレート計算事例(再計算版)
御請求総額:23,500円(税別) (税込 25,850円)
【事例1】桜井市・排水つまり工事(半日基準適用のケース)
排水つまり通し技術料 = 13,000円
専用排水材料代 = 1,428円 (原価1,000円 ÷ 0.7)
雑費、消耗費 = 721円 ((13,000 + 1,428) × 5%)
諸経費 = 757円 ((14,428 + 721) × 5%)
調整値引き = ▲407円 (14,500円ぴったりに整える場合)
御請求総額:14,500円(税別) (税込 15,950円)
【事例2】宇陀市・植本洋助様 洗濯排水工事(実際の確定明細)
配管作業費 = 18,500円 (※簡易・スポット対応の実戦適正値)
排水材料 = 3,732円
雑費、消耗費 = 1,112円 ((18,500 + 3,732) × 5%)
諸経費 = 1,167円 ((22,232 + 1,112) × 5%)
調整値引き = ▲1,011円 (23,500円ぴったりに整える場合)


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